手作り!自家製ガラムマサラで自分だけの香りを楽しもう

ガラムマサラの基本レシピと有名カレー店秘伝の作り方


ガラムマサラは、インド料理には欠かせないスパイスミックスです。その万能さと奥深い香りで、どんな料理にもコクを与え、仕上げの味を格上げします。本記事では、「アド街ック天国」で紹介された有名カレー店が使用する秘伝のガラムマサラレシピをご紹介します。手作りのガラムマサラを作ることで、より風味豊かでオリジナルなカレーが楽しめます。

ガラムマサラとは?


ガラムマサラ(Garam Masala)は、ヒンディー語で「温かいスパイス」を意味します。「温かい」というのは、スパイスが身体を温め、消化を助けるというアーユルヴェーダ的な考えに基づいています。主にインド料理や中東料理で使用されるスパイスミックスで、料理の最後に加えて香りを引き立てる役割を果たします。ガラムマサラは特定のレシピが決まっているわけではなく、地域や家庭、店舗によって配合が異なるのが特徴です。今回紹介するレシピは、特に香り高くバランスの取れたスパイスミックスとして評価されています。

CARMAの秘伝のガラムマサラ

「アド街ック天国」でも紹介されたスパイスカレーのCARMAが秘伝として使用しているガラムマサラのレシピです。このレシピは、スパイスの配合と焙煎の工程にこだわり、独特の深みと香りを生み出します。

秘伝のCARMAのガラムマサラレシピ

(トータル95g分のガラムマサラが作れます)
クミン:35g(大さじ4)
コリアンダー:11g(大さじ2)
シナモン:10g(大さじ1)
クローブ:8g(大さじ1)
グリーンカルダモン:9g(大さじ1)
ブラックペッパー:10g(大さじ1)
フェンネル:4g(大さじ1/2)
ベイリーフ:1.5g(4枚)
ブラウンカルダモン:5g(大さじ1/2)
メース:2g(大さじ1/2)
まずはCARMAのガラムマサラを試してみたい人はこちら

手作りガラムマサラの作り方必要なもの

スパイス各種(上記の分量)
フライパン
スパイスミルまたはミキサー
密閉容器作り方

1.スパイスを計量する

各スパイスをレシピ通りに計量し、準備します。特にクローブやカルダモンなどの香りの強いスパイスは、少量でも効果的なので正確に量りましょう。

2. スパイスを焙煎する

フライパンを弱火にかけ、スパイスを乾煎りします。焦げないように木べらで混ぜながら、スパイスの香りが立つまで焙煎してください。目安は3~5分程度です。

3. 粗熱を取る

焙煎したスパイスを耐熱容器に移し、完全に冷まします。粗熱が取れていない状態で粉砕すると香りが飛んでしまうため、必ず冷ましましょう。

4.粉砕する

冷ましたスパイスをスパイスミルまたはミキサーで細かく粉砕します。好みによって、やや粗めに仕上げるか、完全に細かい粉末にするかを調整してください。

5.保存する

粉砕したガラムマサラを密閉容器に入れ、直射日光を避けた冷暗所で保存します。手作りガラムマサラの風味を最大限楽しむためには、1か月以内に使い切るのがおすすめです。ガラムマサラの使い方ガラムマサラは、さまざまな料理に活用できます。

手作りの魅力と注意点手作りするメリット

自分好みに調整できる
添加物が入らず安心
新鮮なスパイスの香りが楽しめる

上級者は自分なりのアレンジでさらにカスタマイズ!!!

いくつかのスパイスを使っていくと、自分の好きな香りを持つスパイスや、普段の料理にフィットする香りを見つけることができると思います。
上の分量をベースに好きなスパイスを増やしたり、減らしたりしてまずは分量を変えてアレンジしてみましょう。もっとカスタマイズしたい人は、自分のお気に入りのスパイスを加えてみるのにチャレンジしても良いですね。

スパイスの組み合わせは自由!なので無限です。
色々試して自分なりのオリジナルガラムマサラをぜひ見つけてみてくださいね

注意点

スパイスは湿気を吸いやすいので、保存中に結露しないよう注意してください。また、香りが飛びやすいため、必要な分だけ作るのがおすすめです。今回ご紹介した秘伝レシピは、家庭でも簡単に再現できる本格派のガラムマサラです。手作りすることで、自分だけの特別なスパイスミックスを楽しむことができます。ぜひ一度挑戦してみてください!

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このブログ記事の執筆者

東京 世田谷を拠点にPOPUPやイベントでスパイスカレーレストランを運営しているCARMA(カーマ)徳山です。スパイスをもっと身近に取り入れてほしいとオリジナルのスパイスカレーキットを製造して、全国の小売店で販売しています